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家畜市場畜魂祭

【JA都城】

 JA都城は11月中旬、都城市都北町の都城地域家畜市場畜魂碑前で食肉となった家畜の霊を慰める畜魂祭を開きました。JAや行政、畜産農家の代表者ら16名が出席。畜魂碑に手を合わせ、出荷された家畜に感謝した。
 都城地域は繁殖牛、肉用牛、生乳、肉豚など畜産が盛んで農業総生産額の約80%を畜産物が占めている。都城地域家畜市場では、子牛せり市を年間12回延べ36日、乳子牛せり市を12日開催。2021年度の販売頭数は子牛頭12,632、乳子牛2,609頭であった。また、市場開設から現在までの取扱総頭数は、子牛897,318頭、豚1,467,265頭、乳子牛147,587頭、馬7,997頭に上る。
 畜魂祭では、神事を行いJAの矢吉照美組合長らが玉串を奉てん。家畜の霊を慰め感謝の意を表すとともに、地域畜産業の発展を祈りました。
 矢吉組合長は、「私たちの食卓は家畜の尊い命によって支えられていることを忘れはならない。今後もこの厳しい畜産情勢の中ではあるが関係機関の協力を仰ぎながら、生産者に寄り添ったサポートをしていきたい」と挨拶した。


玉串の奉てんをする矢吉組合長

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