
JA宮崎経済連の協同会社(株)ミヤチクは2月1日、同社都農工場からシンガポール向けの豚肉輸出が始まることに伴い、同工場で出発式を開きました。この日は、安全・安心の基準を満たす県内の指定生産者が生産する「宮崎ブランドポーク」の肩ロース・ロース・バラ肉を計約2.3トンを出荷した。
同社は、宮崎県の畜産事業の活性化を担う産地食肉センターとして、香港、マカオへ輸出しており、2022年4月にシンガポール輸出認定を取得した。
出発式では、同社の代表取締役会長を務めるJA宮崎経済連の坂下栄次代表理事会長や(株)ミヤチクの有馬慎吾代表取締役社長ら約30名が出席。坂下会長は「新しい拠点へ輸出できることで農家の期待が膨らむ。宮崎ブランドポークがこれから世界に広がる機会になる」と期待を寄せた。テープカット後、豚肉を積んだトラックが出発した。
同社によると、22年度の輸出量は約7トン、23年度は約15トンを計画しています。
