ＪＡ西都中型カラーピーマン専門部会／生産者同士で情報交換　良質なカラーピーマン生産へ学習重ねる

【ＪＡ西都】

　ＪＡ西都中型カラーピーマン専門部会は栽培技術向上や病害虫対策、生産物の鮮度維持のため定期的に栽培講習会を開催しています。
　2月15日には現地栽培講習会を開き、生産者22人が参加。栽培管理のポイントや注意点を再確認し、ハウスの視察を行った。ＪＡ営農指導員は「例年より日照時間が長く恵まれているが、平均気温が低いため栽培管理に気を付け、病害虫防除に務めてほしい。また、安全安心なものを消費者に届けるために、栽培管理記録簿の記入を徹底してほしい」と話した。
　部会員は「他の生産者のハウスを視察することで、様々な情報交換やアドバイスを聞くことができ勉強になる」と話しました。
　この他同部会では例年、天敵農薬の普及を図り、有効活用するため「天敵農薬研修会」を開き、天敵農薬の種類や導入の注意点などの研修も行っている。今では部会員の9割が天敵を導入し、化学農薬に依存しない栽培に取り組んでいる。
　同部会では今年度、管内の西都市・西米良村で32人が約8ヘクタールで作付けし、販売量700トンを目指す。関東を中心に全国に向けて出荷しています。