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- 都城茶の発展祈願・献茶祭
都城茶振興会は1日、都城市の神柱宮(かんばしらぐう)境内で都城茶の発展を祈願する献茶祭を開き、同市と三股町の生産者や販売業者、JAなどの関係者ら約60人が参列しました。同日には、都城茶の振興に貢献した人物として知られる池田貞記(ていき)翁の顕彰祭も行い、顕彰碑前に今年の茶葉を供え、都城茶の発展を願いました。
今年、都城市と三股町管内では19戸が180ヘクタールで茶を栽培。今年産の茶葉の品質は前年に引き続き良好だといいます。市況については選択買い、必要買いの傾向が前年よりも一層強く、わずかな品質差で大きく価格差が開く二極化した販売状況となり、前年水準よりも厳しい取引となりました。また、全国的な在庫過多の影響で入札価格が伸び悩みました。
献茶祭では、生産者や各団体、機関の代表者らが、玉串奉てんを行い、今年の収穫に対する感謝の気持ちを込めると同時に、都城茶の更なる発展と消費拡大を祈願しました。
同振興会の大石薫会長は「顕彰碑には偉大な先輩方の名前が刻まれている。私たちも都城茶のブランドを守っていけるよう頑張りましょう」と話しました。