
JA延岡青壮年部の「お米学習」の稲刈りが始まりました。田植えや稲刈りなど一連の稲作体験を通して「食」と「農」の大切さを学んでもらおうと延岡市内の小学5年生を対象に毎年実施しています。
初日の9日は同市北川町の北川小学校の5年生27人が鎌を使っての昔ながらの手狩りに挑戦しました。
同JA青壮年部北川支部や同JA北川支店職員、地元選出のJA理事などが指導。田んぼ(3アール)は同JA青壮年部北川支部の佐藤徳幸支部長が提供しています。
台風などで一部倒伏したが、立派に生長した稲に児童たちは感激。最初こそぎこちない手つきでしたが、次第に慣れてテキパキと稲を刈り取りました。収穫後は同JA北川女性部が振る舞った新米のおにぎりを食べながら稲刈りについての話に花を咲かせていました。
参加した淵上敬太君(10)は「最初は力を入れ過ぎて疲れたけど慣れたらサッと切れるようになりました。農家の人たちの大変さが分かりました。これからはお米を作った人たちに感謝しながらご飯を食べます」と話しました。
収穫した米は家庭科の調理実習に使う予定です。
