宮崎県農協青年組織協議会は8日、JA・AZMで2019年度JA宮崎県農青協リーダー養成研修会を開きました。県内JA青年部の役員や事務局など約80人が参加。県域JA構想や食料・農業・農村をめぐる情勢と諸課題について、JA宮崎中央会の担当部長が説明しました。その後、同協議会の木佐貫智嗣顧問と松浦淳二前副委員長を講師に招き、ポリシーブックの作成および活用促進について研修を行いました。
木佐貫氏と松浦氏は「ポリシーブックは、自らの課題を青年部活動を通じて解決する有効なツール。難しく考えず、まずは日頃の営農や青年部活動の悩みを文章に書き出すことから始めていこう」と訴えました。
講演後は組織毎に分かれ、グループワークを実施。各組織の課題の抽出や解決に向けた検討手法について学習しました。
同協議会の田邊貴紀委員長は「今回の研修を踏まえ、全組織でのポリシーブック作成を促していく。宮崎の農業・地域を我々青年部がポリシーブックを活用しながら、盛り上げていこう」と話しました。
本研修会は2年に一度、県内JA青年部のリーダーを対象に実施しています。