
東臼杵郡市畜産農業協同組合連合会は14日、延岡家畜市場で11月期子牛郡共進会を開き、JA日向とJA延岡管内から子牛44頭が出場しました。
雌牛の部は椎葉村の椎葉幸一さんの息子、誠二さん(40)が育てた「わかばやし」が優等首席を獲得。「わかばやし」は日齢288日で体上線がしっかりしており、肩の厚みも良いと評価されました。椎葉さんは「不安もあったが、管理を一生懸命やったおかげで首席を獲得できた。これからも県共進会を目指し、勉強していきたい」と語りました。
去勢牛の部の優等首席は延岡市北方町の甲斐栄さん(78)の育てた「つるとみの4」が獲得。甲斐さんは「この牛は6頭の兄弟がおり、5頭目のチャンピオン。6頭中5頭もチャンピオンを輩出するのは稀なケース。良好な系統の母牛を残してきているからだと思う」と嬉しそうに語りました。現在は母牛6頭、子牛4頭を飼育しています。
その他の優等牛生産者は以下の通り(カッコ内は地区名)
雌子牛の部▽2席=椎葉実さん(椎葉)▽3席=井本隆義さん(北川)▽4席=椎葉文吉さん(椎葉)▽5席=高橋宗三さん(門川)
去勢牛の部▽2席=奥畑畜産組合(諸塚)▽3席=織田直行さん(延岡)▽4席=宇和田雅祥さん(北郷)▽5席=長友岡市さん(北郷)

