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- 宮崎の畜産農家にお礼を・(株)南海グリルから畜産振興を目的とした寄付
大阪を中心に飲食店を展開している、(株)南海グリルの西浦結香代表取締役社長は20日、JA宮崎経済連を訪れ、壹岐定憲代表理事副会長に、宮崎県の畜産振興を目的とした寄付を行いました。これは、今年4月に他界した、同社の(故)西浦博章前会長の生前の意思に基づくものです。
(故)西浦前会長は、(株)ミヤチク直営レストランの開設に尽力し、従業員教育にも力を入れ、現在のレストランの礎を作った人物でもあります。
今回、本会を訪れた西浦社長は「故人は生前より『今の南海グリルがあるのは、宮崎牛を育ててくれている宮崎県の畜産農家の皆さんのおかげ。いつか産地へ恩返しをしたい』と話していた。今回の寄付を宮崎県の畜産振興に活かしてもらえれば、故人も喜ぶ」と話しました。
寄付を受け取った経済連の壹岐副会長は「南海グリルは、『天下の台所』と呼ばれた大阪の地で宮崎牛を大々的に取扱い、認知度の向上に大きく貢献してくれている。また、ミヤチクレストランの祖とも言うべき(故)西浦前会長からこのような心遣いをいただけることは大変な喜び。今回の寄付を有効活用し、今後もより良い宮崎牛を輩出できるよう、生産振興に力を入れたい」と話しました。