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- 元職員の活用を・協同組合学習会・JA延岡女性部
JA延岡女性部は5日、JAにししな愛彩館で協同組合学習会を開きました。協同組合運動等についての知識を深めるため毎年開催しており、4回目の今年は同JAの役員や正組合員ら約50人が出席。講話やグループ討議などを通してJAの現状や組合員の心構えなどについて学びました。
同女性部の吉田千穂子部長は「現在、女性総代は33人ですが、来年の役員改選から女性総代枠が10%の55人となります。女性の役割がますます重要になってきます。この学習会でしっかり知識を身に付けてJA事業に反映させてください」とあいさつ。
同JAの山本照弘組合長は「この学習会を組織の基盤強化、維持に役立ててほしい」と激励しました。
講話はJA宮崎中央会農業振興部の竹中考一指導監が「女性部総代10%を目指して」の演題で講演。協同組合の歴史と総会や総代会、女性総代について分かりやすく解説。その上で「JAも世の中も時代とともに変わっている。相互扶助の組織を続けるには、皆さんの力が必要」と女性部の果たす役割の重要性を強調しました。
グループ討議は8班に分かれて実施。テーマは「もう少し〇○○すればJA延岡がもっと良くなる!」。各グループとも活気にあふれ「専門知識のある技術職員が少ない。技術のある元JA職員を活用してはどうか」「肥料や農薬、苗等はJAの方が他社より品質が良いので、その点をもっと発信していくべき」など参考になる意見が多く出ました。