
JA都城が1994年に出捐し設立した、特別養護老人ホームやグループホームなどを運営する、社会福祉法人あさぎり福祉会は6日、施設利用者の家族から、車イスごと乗車できるリフト付き福祉車両1台の寄贈を受けました。施設利用者の送迎や外出時の移動の際に活用する。
寄贈したのは、施設利用者の家族で「普段、施設の中で過ごすことの多い入居者の外出する機会を増やし、リフレッシュしてもらいたい。充実した日々を過ごしてもらえたら嬉しい」との思いから、今回の寄贈に至りました。
寄贈された車両には、車イス2台が同時に乗車可能で、車イス乗降用のリフトや固定ベルトなどが備わっています。また寄贈された車両の側面には、施設の名前の他に寄贈者の家族に対する思い、「親子の絆」を表現した四葉のクローバーのロゴが刻まれています。
寄贈を受けた同福祉会の久保順一理事長(JA都城組合長)は「素晴らしい車を寄贈していただき、心から感謝申し上げたい。かねてから利用者からも福祉車両導入に関する要望が多々あったが、中々導入することができなかった。利用者の皆様に喜んでもらえるよう有効活用していきたい」と感謝の言葉を述べました。
