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- 防除、かん水、追肥を・玉ネギ栽培講習会
JA延岡玉ネギ部会は11日、同JA東延岡支店で2020年産玉ネギ栽培講習会を開きました。高品質、高収量を目的に毎年この時期に実施しており、今月19日には片田公民館でも開かれます。
同部会の三雲治男部会長は「20年1月の初市には、立派な玉ネギが出荷される事を期待しています」とあいさつ。同JA農産園芸振興課の佐藤彰係長は「播種期の9月上旬は台風、高温などで厳しい環境だったが中旬以降は持ち直した。これからの防除、かん水、追肥などの管理が大切。しっかり守ってほしい」と管理の大切さを強調しました。
県東臼杵北部農業改良普及センター園芸普及担当の松井有(たもつ)さんは「病害虫は発生してからでは遅い。発生しなくても必ず予防剤を投入するように。かん水は大切だが不要な水は速やかに排水できる準備を」などとアドバイス。その上で「地球温暖化、異常気象などで旬がなくなり、適期が分からなくなった。そのためにも土づくり、葉面散布を徹底してほしい」と気候変動に負けない作物づくりを目指すよう訴えました。