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- 宮崎県産ニラが栄養機能食品に
宮崎県産のニラが23日から、ビタミンAの栄養機能食品として発売されます。ニラには、他の野菜と比較してビタミンAが多く含まれていることに着目し、さらなる販売力強化とブランド確立を目指し成分分析に取り組みました。今回、ニラに表示するのは、夜間の視力の維持や、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンAの機能と、一日あたりの摂取目安量などです。
県とJA宮崎経済連でつくる「みやざきブランド推進本部」では、県が栄養成分に影響する日射量が全国トップクラスであることなどを背景に、2005年から成分分析に取り組んできました。これまでにピーマン2商品、完熟キンカン、冷凍ホウレンソウの計4商品を保健機能食品として商品化し、健康志向のニーズに対応する販売戦略を展開しています。
経済連企画広報課の福地浩二課長は「ニラが栄養機能食品となり、消費者へ栄養効果をダイレクトに伝えて販売できるようになった。ニラの消費拡大につなげていきたい」と期待しています。
販売は県内2JAから始まり、随時、他JAも表示を開始。県内エーコープを中心に全国の量販店で販売されます。20年産の販売量は460トンを見込む。