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九州最後の子豚せり市閉場

【JA都城】

 JA都城が1市5町、9JAが合併し誕生する1975年以前から開いてきた子豚せり市が5日、閉場しました。同JAが開催していた子豚せり市が九州最後の子豚せり市となりました。
 18年度の販売頭数は730頭、市場開設からこれまでに1,466,537頭を取り扱ってきたが、生産者の高齢化に伴う戸数や出荷頭数の減少、また国内外で発生が相次いでいる豚コレラウイルスなどの侵入リスクを排除することなどを理由に市場運営協議会で閉場することを決めました。
 最後のセリ市には子豚・成豚合わせて51頭が入場。最後とあって生産者や関係者ら多くの人で賑わい、中には昔を懐かしむ人や思い出を語る人もいました。
 JA担当者は「子豚セリはなくなるが、今後も生産者の所得向上を図るため、販売強化に努めていく」と話りました。


最後の子豚せり市

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