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- 稲作部会総会・台風と害虫の被害大
JA尾鈴稲作部会は19日、川南町で2019年度総会を開き、部会員、行政、関係者ら43人が出席しました。同部会の中西年弘部会長は「総会では、ぜひ建設的な意見を出してほしい」とあいさつしました。
19年産尾鈴管内の水稲生育状況は、4月初旬からの低温傾向で初期生育の遅れが見られたものの、ほぼ平年並みに生育。しかしその後、長期の長雨で十分な防除ができませんでした。収穫時期の8月には台風8号、10号の相次ぐ襲来で倒伏し、大きな被害が出ました。カメムシ類やトビイロウンカの発生も多く、台風と害虫により、作況は「不良」となりました。1等米比率は21.8%、2等米は39.0%。1等米比率は前年の14.5%からは上昇しました。
講演では、串間市の瀬治山満弘さん(66)を講師に招き、自身がJAはまゆう部会長時代に経験した内容や思いなどを話しました。
19年度良質米生産者表彰者は次のとおり。敬称略。
▽コシヒカリ(食味評価)鬼塚昌明、土工シヅ子 ▽夏の笑み(食味評価)今井一、黒木則人