宮崎県農協青年組織協議会では毎年、県内の消費者へ県産農畜産物のPRを目的にテレビコマーシャル(CM)用の動画を制作しています。今年度は12月に撮影・編集を行い、1月4日から県内のテレビで放送しています。
今年のコンセプトは「安全・安心・新鮮な県産農畜産物」。本県で生産されるキュウリやトマト、キンカン、カンショ、牛肉などに扮した同協議会の委員らが登場し、県産農畜産物の安全・安心・新鮮さを伝える内容です。
同協議会の田邊貴紀委員長は「今年も自慢の作品ができた。テレビCMなどを活用し、安全・安心・新鮮な県産農畜産物のPRを図っていく」と意気込みます。
同協議会では、このような動画の制作を2013年から毎年実施しています。出演者は同協議会の役員が務め、撮影や編集なども業者に委託せず、すべて同協議会で行うことも特徴です。全国農協青年組織協議会(JA全青協)によると、全国的にも青年部自らが撮影と編集を行い、テレビCMとして放送するのは珍しいと言います。
撮影・編集を担当する同協議会元副委員長の福山望氏は「消費者、視聴者が一度見たら記憶に残ってしまうような動画制作を心掛けている。次世代の本県農業を担う青年部が自ら出演し、安全・安心な県産農畜産物のPRを行うことで、更なるファンの拡大に努めていきたい」と話しました。