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- しらぬひ収穫・1ヵ月熟成して出荷・甲斐久雄さん
延岡市北方町足鍋の甲斐久雄さん(63)の圃場では10日から「しらぬひ」(デポコン)の収穫が始まりました。甲斐さんは「長雨の影響も少なくホッとしている」と語ります。収穫した「しらぬひ」は、酸味を抜くため自宅で1ヵ月ほど熟成させ、2月中旬ごろから店頭に並ぶ予定です。
甲斐さんは家業を継ぎ、柑橘類の栽培を開始。さまざまな品種に挑戦し、試行錯誤の末、現在は「しろぬひ」20アール、温州ミカン50アールをメーンに「津の輝き」「日向夏」「なつみ」の5品目を栽培しています。
栽培は父親の忠一さん(89)と妻の清美さん(60)、長男の一馬さん(36)の4人。出荷するのはJA延岡の産地直売所「ふるさと市場」と同市北方町の道の駅「よっちみろ屋」が主です。
ほかにモモ「ちよひめ」「日川白鳳」やヘベスも栽培。今年から温州ミカンの「紀の国」の栽培面積を増やす計画。甲斐さんは「ミカンは簡単に食べられ、値段も手ごろ。ビタミンCたっぷりで美容、健康にもいいので、もっと多くの人に食べてほしいですね」と述べました。