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スターチス人気急上昇・生花とドライフラワー・2度楽しめる・延岡市の渡部さん

【JA延岡】

 延岡市佐野町で花きを栽培する、渡部俊雄さん(79)のハウス(2.5アール)では、日持ちのよい花として人気急上昇中のスターチスが咲き誇っています。鮮やかな青、赤、ビンク、薄紫、藤色の5色のスターチスを妻の富士美さん(77)と12月上旬から収穫しており、6月末まで続きます。
 スターチスは水のない花瓶に入れて飾っておくだけでよく、2、3ヵ月は生花として、その後はドライフラワーとして1年間はたっぷり楽しめます。渡部さんが、それを知ったのは1昨年で「お客様から教えられた。それまでは普通通り、花瓶に水を入れて飾っていた」と苦笑い。続けて「出荷期間が長く、花持ちがよいので生産者にも消費者にとっても魅力的」と改めてスターチスに魅了されています。
 渡部さんは花栽培45年の大ベテラン。以前は電照菊やバラ、ベニバナなどを栽培していました。オリエンタルユリのブームで需要が激減したため6年前からスターチスを始めました。
 最大の難関は灰色カビ病対策。病気になると繁殖スピードが異常に早いので食い止めるのが至難の業。渡部さんは培った経験、技術を駆使して見事克服。「どう対処しているかは企業秘密」とにっこり。さらにビニールを三重に張って無加温で栽培するなど創意工夫を凝らしてスターチス栽培を軌道に乗せました。出荷先はJA延岡の「ふるさと市場」や「むかばきの郷」など産地直売所が主です。
 現在はスターチスのほかカスミソウとベニバニ2.5アール、ホウレンソウ2.5アールを栽培。渡部さんは「年齢、健康など考えて昨年から大幅に栽培面積を縮小しました。ただスターチスの普及には一心を傾けていく」と話しました。


スターチスを収穫する渡部さん夫妻

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