ＪＡ宮崎経済連と宮崎大学・担当者会議で農業現場の課題解決に向けた意見を交換

【ＪＡ宮崎経済連】

　ＪＡ宮崎経済連と宮崎大学は、1月に経済連の各部門が抱える現場レベルでの課題解決に向けた意見交換として担当者会議を開きました。この会議は、昨年度よりもより具体的な協議を行うことを目的に、経済連の各部門から課題を集約し、専門に研究する宮崎大学の教員とマッチングした個別の担当者会議として実施。経済連職員と宮崎大学教員ら44人が出席しました。
　会議ではスマート農業や農業機械の開発、マーケティング調査などをテーマに協議し、経済連職員が日々の業務で感じる現場レベルの課題に対し、宮崎大学教員の研究成果や最新の知見がどのように現場に落とし込めるか闊達な意見交換がなされました。
　経済連開発検査課の吉山佳世課長は「担当者会議は、普段の業務で懸案となっていた身近な課題について、専門的な知見を知ることができる貴重な機会。すぐに現場で実践できるようなアドバイスも頂けている。宮崎大学との連携をさらに強化し、県内農業の課題解決につなげていきたい」と話します。
　経済連と宮崎大学は、県内農業の発展と相互の資質の向上に寄与することを目的に包括連携協定を締結しており、今年2月には、今年度の共同研究の成果報告会の実施も予定しています。