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日向夏・出荷開始

【JA綾町】

 綾町で日向夏を栽培する畑中大吾さん(46歳)の農園では、日向夏(ハウス物)の出荷が始まりました。日向夏は、白皮と果肉を一緒に食べることで、甘味と酸味のバランスが良くなり、他の柑橘にはない、爽やかな風味を味わうことができます。
 畑中さんは、新規で父から農園を引き継ぎ、今年が初出荷。今年は5トンの出荷を見込み、JA綾町全体でも70トンの出荷を見込んでいます。畑中さんは、受粉と除草を全て手作業で行い、除草剤を一切使用せず、土台の土を健康に保つことで、品質の良い日向夏を出荷しています。また自家製の酵素を使用することで、日向夏本来の甘味をだし、樹木をも元気にしています。
 畑中さんは「新規ではありますが、周りの先輩方を見習い、自分なりに試行錯誤していき日向夏本来の味と風味のバランスのとれたよりよい日向夏を栽培していけるよう心がけていきたい」と今後の意気込みを語りました。


日向夏の収獲作業を行う畑中さん

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