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- 営農座談会・27会場で約800人・米作りは土作りから
JA延岡は13日から21日にかけ、市内27会場で2020年度第1回営農座談会を開き、約800人の生産者が出席しました。同JAの営農指導員や延岡市、NOSAIの担当者らの話に熱心に聴き入りました。
同市舞野町の舞野公民館には舞野、行縢、平田、高野の4地区から約40人が出席。近年は天候不順などにより厳しい環境が続いていることから、同JA農産園芸振興課の川原昌人課長は「厳しい気象環境に耐える稲を作るためには根を張る土台となる土が重要。根が張る範囲を広げるため15センチを目安にできるだけ土を深く起こしてほしい」と土作りの大切さを強調。また発芽期、緑化期、硬化期など、それぞれの時期の注意点や病害虫、鳥獣害対策などについても分かりやすく説明しました。
延岡市は、主食用米作付について、20年産は昨年実績の124%(約120ヘクタール)を目安にするよう呼びかけた。水田活用の直接支払交付金についても説明。飼料用米については主食用米と同等の適正な肥培管理を訴えた。NOSAIは農機具損害共済や収入保険制度の概要など説明しました。