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発見から200年「露地日向夏」販売解禁

【JA宮崎経済連】

 今年で発見から200年と位置づけられた宮崎県原産の柑橘である露地日向夏「日向夏ちゃん」の販売が2日スタートし、宮崎市中央卸売市場で初競りが行われました。露地日向夏は県内6JAで生産出荷しており、5月までに353.3トン(前年実績比125%)の出荷を見込んでいます。今期は例年よりもやや小玉なものの、寒波の影響もなく順調な生育で前倒し傾向。酸の抜けもよく、甘みも感じやすいため食味は良好です。
 宮崎県果樹振興協議会日向夏部会の外山清一部会長は「今年も食味が良く生産者としても満足のいく仕上がりになっている。愛情を込めた日向夏を多くの方に食べて頂きたい」と挨拶。初競りでは、一箱(5㎏)18玉入りで4,300円の高値をつけました。
 発見から200年と位置づけられた今年は、今回の初競りを契機に日向夏の歴史やおいしさなどの魅力を県民に再発見していただくとともに、宮崎のソウルフルーツとして全国に発信していきます。


発見から200年を迎えた日向夏の競りを行う市場関係者

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