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豊作の願い込め・早期水稲種まき・JA延岡支援センター

【JA延岡】

 水稲シーズンを前に延岡市祝子町のJA延岡地域農業振興支援センターは2月28日、早期水稲の種まきをしました。品種はコシヒカリとミルキークインで、苗は4月上旬から北浦町や熊野江町、北川町など22戸(作付面積約20ヘクタール)に順次配布します。
 同センターでは、職員が床土入れや種まき、覆土かん水などを自動で行う全自動播種プラントの工程をチェック。育苗箱は温度30度、湿度98%に保たれた出芽室に3日間保存してから温度25度の緑化ハウスで育て、35日間で出荷目安の10数センチに生長します。
 普通期水稲(飼料用稲含む)の種まきは、5月上旬から6月上旬にかけて行います。計画では早期水稲と合わせ今季は約6万箱(1箱150グラム)に種をまきます。
 同センターの本田浩司部長は「最近の異常気象は米にも厳しい環境となっている。温度、水管理をしっかりして丈夫な苗を生産者に届けたい。昨年は不作だったので今年は、揃って笑顔で実りの秋を迎えたいものです」と話しました。


作業工程をチェックする職員

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