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- 移動販売車で地域を見守る
JA宮崎経済連の協同会社である(株)エーコープみやざきは2日、買い物支援及び地域見守りとしての役割を果たす「移動スーパーとくし丸」の稼動開始を記念し、宮崎市で出発式を開きました。
移動スーパーとは、日用品から食材まで幅広い商品をトラックに積載し地域を巡回するもので、高齢者などの「買い物弱者」を助ける手段として利用されてきました。更に商品販売の目的以外にも、近年では地域を見守る役割としての重要性が高まっています。
そこで同社においても、この課題解決につながればとの想いから、同システムを全国展開する(株)とくし丸と業務提携を行いました。
同社の移動スーパーは生鮮食品を多く取扱っているのが特徴で、実際に販売パートナー兼ドライバーとして販売を行うのは、県外から帰郷した甲斐健太氏。出発を前に甲斐氏は「今日から地域の為に精一杯頑張っていく。お客様のアイドル的存在を目指していきたい」と意気込む。
(株)エーコープみやざきの高橋則博代表取締役社長は出発式で「命をつなぐ食料品の買い物に不自由をしているお客様がいらっしゃる中で、少しでも社会貢献をしていきたい。一人ひとりのお客様に対し商品を届け、対面販売を行うことで地域の見守り役として今後展開していきたい」と力強く話しました。