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新型コロナ対策・万全の態勢で共進会・消毒徹底、表彰式中止

【JA延岡】

 東臼杵郡市畜連は6日、延岡市櫛津町の延岡家畜市場で3月期子牛郡共進会を開きました。今回は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会場を訪れた全員にマスク着用と長靴を義務付けるなど徹底した防疫態勢で臨みました。
 会場には出品者や審査員のほかJA延岡、JA日向の役職員など約300人が訪れ、会場の入り口にはミスト(霧状)の次亜塩素酸を噴射する人体噴霧器と長具用の消毒槽を設置。敷地内のあらゆる場所にも間欠式の人体噴霧器、手指の消毒用アルコールを設置。マスクを持っていない人には1枚ずつ配布しました。さらに、場内では審査員と出品者が必要以上に接近しないよう子牛の間隔を開け、室内で行う表彰式も中止にしました。
 同畜連の白坂秀喜参事は「このように徹底した防疫態勢のなかでの郡共進会を開いたのは初めて。口蹄(こうてい)疫の時でも、ここまでの対策はなかった。あの時の教訓が生きた」と話しました。
 同畜連の山本照弘代表理事(JA延岡組合長)は「開催には迷った。子牛売買には適期があり、生産者の生活に大きく影響するため中止は難しいと判断した」と述べ、その上で今月23、24日に予定されている子牛せり市について「県内外から約700人が訪れる。今回以上の防疫態勢で臨みたい。最善の努力でこの難局を乗り切りたい」と話しました。


全員、マスク、長靴で臨んだ

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