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- 予約肥料自己引取り、コスト削減に貢献
JA延岡は4月4、5日の2日間、管内の購買店舗6店で予約水稲肥料の自己引取りを行いました。700戸が2万9000袋(1袋20キロ)を引き取りに来ました。昨年より180戸、4000袋の増加と大好評。大量に申し込んだ農家にはフレコンバッグ(500キロ)で別途対応しました。
この自己引取りは、農家の生産コストの削減のため2012年から始めました。予約価格より、さらに安く購入できることから年々、利用者は増えており、JAにとっても配送業務の労力軽減につながるなど双方にメリットがあります。
肥料積み込み作業は購買店舗の職員だけでは追いつかないため全支店をはじめ総務部、金融共済部などから2日間に延べ67人が応援に駆け付けました。全員、汗だくになりながら軽トラックに予約した肥料を手際よく積み込みました。
延岡市鹿狩瀬町の甲斐学(さとる)さん(79)は4・5ヘクタールを栽培。「安いので毎年利用している。今年は側条施肥専用284とシリカサポートの計73袋を買った。米の価格が上がらないのでコスト削減するしかない。だからこの企画は大いに助かる」と笑顔で話しました。