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地域医療に貢献/農業用マルチで防護服

【JA宮崎中央】

 JA宮崎中央は5月7日、社会医療法人同心会古賀総合病院(宮崎市)に農業用ビニールマルチで製作した防護服150枚を寄贈しました。同JAは医療現場での防護服不足を聞き、病院から型をもらうなどアドバイスを受け、ビニール加工施設の一部で製作。地域医療へ貢献するため寄贈しました。
 同病院内でも防護服を自作するなどして確保に努めるが、1日で約300枚を病院内でのさまざまな医療業務に使用するため不足の状況が続いています。今回寄贈した防護服は農業用資材を活用しており、段ボールで作った型に合わせてマルチを裁断し、家庭用アイロンでつなげたもの。200メートルロールで130枚ほど製作でき、1着を10分ほどの作業で仕上げます。病院医師は「全国的な需要の高まりで、防護服が手に入りにくいので大変助かる」と話します。
 JAでは今後、有事に備えるため少量ずつ製作を続ける見込みです。他にも医療機関などへのマスク寄贈、正組合員、年金受給者などへマスク配布を行うなど、地域貢献も行っています。


防護服を寄贈(宮崎市)

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