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激務の疲れ癒して/市長、組合長に新茶贈る

【JA延岡】

 延岡茶生産組合は5月28日、読谷山洋司延岡市長とJA延岡の楠田富雄組合長、川原博之副組合長に令和2年産の新茶を贈りました。贈呈式には稲田雅之組合長と緒方武彦、木下恵美子両副組合長が出席。新茶の概況報告と日ごろの支援に対する感謝を込めて毎年、この時期に届けています。
 贈呈したのは煎茶、釜炒り茶、蒸し製玉緑茶のセット。今年は一部地域で4月の低温、遅霜の影響を受けたが、全体的には色、香り、お湯を注いだときの水色など内容の良いお茶がそろいました。生産農家は23戸、栽培面積は26ヘクタール。
 稲田組合長は「ひとつの産地で3種類のお茶を生産しているのは全国でも珍しい。一昨年の全国茶品評会の釜炒り茶部門で、当組合員が農林水産大臣賞と産地賞2位を受賞するなど延岡茶の評価も高くなっている。厳しい環境は続いているが組合員で結束して伝統文化のお茶の普及発展に貢献したい」と消費拡大に意欲を示しました。
 試飲した読谷山市長は「それぞれ特徴があっておいしい。皆さんは生産、加工、販売など6次化の先駆者。販路拡大などで連携して消費拡大に取り組みたい」と支援を約束。
 楠田組合長も「お茶は商品化まで大変な苦労がある。皆さんのご努力に敬意を表します。お茶が殺菌効能に優れているのを利用して『うがい茶』の開発を検討されているそうだが、ぜひ実現してほしい」とエールを送りました。


市長室であった贈呈式。(左から)稲田組合長、読谷山延岡市長、緒方副組合長、木下副組合長

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