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- スイートピー専門部/2019年度産/コロナ禍で需要落ち込む
JA尾鈴花き部会スイートピー専門部は5月28日、都農支所で生産販売検討会を開いた。部会員はじめ県農林振興局職員、JA担当者ら21人が出席しました。
2019年度の販売実績は数量444万7千本(前年比79.9%)、売上金額1億4487万円(同86.7%)となりました。
19年度産は、台風の影響を免れ順調に生育し、11月中旬から出荷開始。しかし3月に入って新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う自粛のため、学校は休校。卒業や送別イベントも中止されるなど花き全般の需要が大きく落ち込み、上位等階級品だけの出荷となりました。
ただ、この厳しい状況の中でも、尾鈴産スイートピーの品質は市場関係者に高く評価されています。
花き部会・門田守生部会長は「気候変動やコロナ第2波など、この先の動向は予測できない。皆で知恵を出し合って、苦しい時を乗り切っていこう」と呼びかけます。
また、JA宮崎経済連の黒木潤一技術主管から、19年産生育経過の総括と次年度に向けた栽培方針についての話があり、(1)土壌消毒・土づくりの徹底(2)生育初期の樹づくりに最も重点をおくことを確認しました。