レストラン朝霧が新しい生活様式対応のメニューで営業再開

【ＪＡ都城】

　新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月から臨時休業していた宮崎県のＪＡ都城グループ株式会社協同商事が運営するレストラン朝霧は6月19日、感染防止策を講じた上で営業を再開しました。当面の間は新しい生活様式を踏まえた、新たな営業体制での営業を行います。
　同店は、これまで焼肉などの肉料理専門コーナーとランチバイキングコーナーの2部門で営業を行ってきました。しかし、新型コロナウイルスの終息がいまだに見えない中で、多様な職種が働き方の変更を迫られており、特に飲食業については従来どおりの営業が難しい状況にあります。
　そういった状況下で、新たな生活様式へ対応するため、ランチタイムに人気を博していたバイキングを当面の間、バイキング形式から各テーブルに従業員が配膳する配膳形式に切り替えて営業することとなりました。提供するメニューは刷新されるが、ＪＡグループが運営するレストランとして引き続き、地元農畜産物の魅力をＰＲします。
　営業を行う上で、店内へのアルコールスプレー設置や、共有部分の定時拭き取り消毒、店内の換気などの対策を実施。従業員に対しても体温計測や身体状況の報告など、従業員の健康管理や衛生管理を徹底した上で営業を行う。また、席数を従来の80席から50％減となる40席に減らし、客同士が密接しないよう一定のスペースを確保しました。
　株式会社協同商事の海東裕次郎専務取締役は「コロナウイルスと共存していく営業体制の構築が必要だと考え、営業体制の変更に踏み切った。提供するメニューは変わるが、引き続き、お客様にリーズナブルな価格で美味しい地元農畜産物の味を楽しんでいただく場として利用していただきたい。万全の感染防止対策を講じて営業を行っていく。お客様には安心してご来店いただきたい」と話しました。
　レストラン朝霧＝宮崎県都城市高木町6316番地　0986-38-3332