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- 艶、形、色ともに良好/荒茶品評会に12品種26点/延岡茶生産組合
延岡茶生産組合は6月18日、東臼杵北部農業改良普及センターで2020年産荒茶品評会を開きました。品質向上を目的に毎年実施。今年は14人が4月上旬から5月上旬にかけて生産した新茶のうち煎茶7点、釜炒り茶17点、蒸し製玉緑茶2点の26点を出品しました。「やぶきた」のほか「おくみどり」や新品種の「きらり31」など12品種。
宮崎県総合農業試験場の職員ら3人の審査員が茶葉の色、形、香り、煎れたお茶の色、味などを審査。同試験場茶業支場の佐藤邦彦育種課長は「煎茶、釜炒り茶、蒸し製玉緑茶とも艶、形、色ともに優れています。全体的に年々製茶品質が向上している。今後も香りや味の品質を高めるための取り組みを継続してほしい」と評したました。
成績は次の通りです。
敬称略。
【煎茶の部】優等=甲斐正章(小川町)▽1等=北浦町農業公社(北浦町)▽2等=工藤若夫(同)
【釜炒り茶の部】優等=緒方武彦(北方町)▽1等=甲斐正太郎(同)▽2等=甲斐義之(同)
【蒸し製玉緑茶】優等=甲斐正章(小川町)