
宮崎県のJA都城とJA共済連宮崎は、未だ終息に至っていない新型コロナウイルス感染症の感染予防などに役立ててもらおうと、都城市で介護事業を展開する社会福祉法人あさぎり福祉会にマスク1300枚と車イス6台を寄贈しました。
7月2日に都城市山田町の特別養護老人ホームあさぎり園で寄贈式を行いました。
新型コロナウイルス感染症は徐々に感染拡大が落ち着きつつあるが、終息には至っておらず、特に高齢者が多く利用している介護施設などはクラスターが発生した施設もあるなど、未だ予断を許さない状況が続いています。
そういった状況下、高齢者の生活支援のみならず地域住民のコミュニティ形成・接点づくりの場として大きな役割を担っている介護施設に、今後も安心安全な介護施設運営に役立ててもらおうとマスクと車イスを寄贈しました。
JAの久保順一組合長は「終息にはまだ時間を要し、困難な状況が続くことが予想されるが、マスクと車イスを有効活用していただき、安心で安全な施設運営に繋げていただければ幸い」と話し、あさぎり福祉会の宇都祐二施設長は「寄贈ありがとうございます。緊急事態宣言が解除となってから徐々に人の動きが活発になってきており、これまで以上の感染防止対策が必要となっている。車イスについても施設では毎日使う必需品。いただいたものを有効活用し利用者が安心して過ごせる施設にしたい」と謝辞を述べました。
