
川南町とJA尾鈴、宮崎県は6月30日、町役場で「川南町トレーニングハウス農業研修」の修了式を開きました。
日髙昭彦町長から修了証書を受け取った4人は、同町内でピーマン農家として第一歩を踏み出します。
30~50代の修了生4人(1期生3人、2期生1人)は福岡市、宮崎市、横浜市から同町へ移住。2018年7月入講の1期生は特別栽培「さららピーマン」の栽培技術・管理を2年間、計128時間の座学と約600日の実践研修でしっかり学びました。修了と同時にJA尾鈴ピーマン部会にも加入しました。
式には町三役をはじめ、行政およびJA関係者、現役研修生ら約30人が出席。
栽培を指導したピーマン部会の網代宗章さん(68)は「これまでと同じく独立後も、部会を挙げてサポートする。それぞれ自立し、農業経営が成り立つよう努力してほしい」と激励しました。
修了生の保坂政孝さん(38)は「夫婦で移住してきて、仕事も生活もすごく楽しめていると実感する。そして仲間。川南町に来て本当にいろいろな出会いがあり、その仲間の助けがあって僕たちは今ここに立っている。仲間をいつまでも大切に、夫婦で頑張っていく」と決意を述べました。
