
JA尾鈴ぶどう部会ハニービーナス専門部は、7月6日からハウス栽培の「ハニービーナス」の出荷を始めました。2020年度は日照時間も長く、順調に生育。例年どおりの時期に初出荷を迎えました。
28アール栽培する都農町新今別府地区の新名正幸さん(56)は同日、263キログラムを出荷しました。「5月、6月と好天に恵まれたおかげで秀品率がいい。玉太りや房締りもよく、糖度18度以上で甘み濃く仕上がった」と笑顔を見せました。
7日に宮崎市の宮崎中央卸売市場で初せりがあり、1箱(2キログラム)8000円、1パック(300グラム)700円の値をつました。
「ハニービーナス」は「紅瑞宝」に「オリンピア」を掛け合わせた種なし品種で、JA尾鈴は県のブランド産地として認証を受けています。20年度は同専門部13人が2.9ヘクタールで栽培。出荷は7月下旬が最盛で、8月末まで続く予定。約26トンが主に宮崎県内へ出荷されます。
