
JA宮崎経済連は2~3日に、県内の営農指導員の知識習得と資質向上を図るため基礎研修会をJAビルおよび施設園芸ハウス(宮崎市)で開催しました。
研修会は指導員歴3年未満の職員を対象に毎年開催しているもので、今回は県内9JAから営農指導に携わる17人が出席しました。
1日目は、営農指導員としてのあり方から土壌診断書の見方や肥料の知識、県内の農業情勢など、座学を中心とした講義を実施。
2日目には、経済連が今年3月にキュウリとピーマンの栽培管理を始めた施設園芸ハウスを視察しました。県内最先端の設備が導入された同ハウスについて、常駐する職員から説明があり、出席者は写真の撮影や、メモを取りながら真剣な表情で説明を受けていました。
経済連営農振興課の担当者は「今回の研修で指導員同士の繋がりが出来たと思う。学んだ内容を今後の営農指導業務に活かしてほしい」と語りました。
経済連では県内の指導員を対象に定期的に研修会を実施しており、今後は病害虫や土壌分析診断の基礎研修を随時実施していく予定です。
