
JA延岡青壮年部が中心となって組織する延岡スカイサービスとNOSAI宮崎は7月9日、恒富町の春日神社で安全祈願祭を行いました。水稲防除シーズンを前に毎年この時期に実施。今年はJAなど関係団体から30人が出席し、無事故と豊作を祈願しました。
同社の山口裕介社長は「今年は無人ヘリ格納庫が完成し、無人ヘリ1機を入れ替え、ドローン(小型無人飛行機)も1機増やした。新型コロナや令和2年7月豪雨など暗い話が多いが、生産者が元気に実りの秋を迎えられるよう安全運航と適期防除に努めたい」と決意。
JAの楠田富雄組合長は「1998年、同社の前身であるJA延岡無人ヘリ防除部会が発足した当初の防除面積は350ヘクタールほどだった。昨年は1370ヘクタール。高齢化などで需要が急増し、今や無くてはならない存在になった。健康に留意して作業に励んてください」と激励。NOSAI宮崎の山本唯仁組合長も「無人ヘリ防除は地域農業を守る重要な仕事。厳しい暑さが続きます。しっかり体調管理をして頑張ってほしい」と励ましました。
今季は7月中旬から9月中旬にかけて24人のオペレーターが無人ヘリ4機、ドローン2機を駆使して約1400ヘクタールを防除します。
