
JA延岡管内で7月20日から普通期水稲の無人ヘリ防除が始まりました。9月中旬にかけて延岡スカイサービスのオペレーター24人が4機の無人ヘリと3機のドローン(小型無人飛行機)を使って約1400ヘクタール(延岡市1200ヘクタール、西臼杵地区200ヘクタール)の防除を行います。
初日は行縢町、舞野町小川町、細見町などの圃場を防除しました。オペレーターたちは2~3人1組になって周囲の障害物や風向きなどを計算しながら防除に集中。決められた日程の中での作業。各自、広範囲の圃場は無人ヘリ、狭い中山間地はドローンと使い分けながら正確かつ効率的に行動しました。
高齢化などにより無人ヘリ防除の依頼は中山間地を中心に年々増えています。水稲農家にとって同社は頼りになる存在です。
同社の山口裕介社長は「今年は特にウンカ類の発生が多いとして宮崎県が注意報を出している。例年以上に安全運航と適期防除に努めたい」と話しています。
