
江藤拓農水相は23日、今月初めの大雨で被災したえびの市の水田を視察し、下大河平地区の農家から被害状況を聞きました。
下大河平地区は大雨で川内川が氾濫し、水田に土砂や倒木が流れ込みました。下大河平自治会の溝口幸男会長は「元通りにするには2~3年かかるかもしれない」と説明。江藤農水相は「次作に復旧を間に合わせたい」と応じ「ここはすばらしい米がとれると有名。現場の方々にやる気になっていただけるようにしたい」と考えを示しました。
江藤農水相は県庁も訪問し、河野俊嗣知事、JA宮崎中央会の福良公一代表理事会長、JA宮崎経済連坂下栄次代表理事会長らと意見交換をしました。福良会長は「被害について、個々の農家への影響は非常に大きい。様々な対策をしっかり活用し、農家経営の支援を行っていく」と意見を述べました。
