
宮崎県とJA宮崎経済連で組織するみやざきブランド推進本部は、今月16日から宮崎県産夏秋ピーマンをビタミンCの栄養機能食品として販売を開始しました。
栄養機能食品とは、特定の栄養成分の補給に利用できる食品のことで、定められた基準に従って栄養成分の機能を表示できます。皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つと言われるビタミンCの機能や一日あたりの摂取目安量などを新たに表示しました。
同食品の対象は、3月から11月の間に県内8JAから出荷される夏秋ピーマンで、順次、新包材に切り替えながら全国の量販店などで販売中です。
同本部では、グリーンザウルスの愛称で知られる冬春ピーマンにおいて栄養機能食品の販売を平成29年から開始。今回の夏秋ピーマンでの販売を機に、ビタミンCの栄養機能を持つピーマンの販売が年間を通して可能となりました。
経済連販売流通課の齋藤慧職員は「グリーンザウルスに続いて、夏秋ピーマンも栄養機能食品という付加価値を付けることで有利な販売へとつなげていきたい」と意気込みました。
ピーマンの他にも完熟きんかんやゴーヤーなど計4品目を栄養機能食品として商品化しており、健康志向の消費者ニーズに対応した販売戦略を展開していきます。
