
「みやざき花で彩る未来」推進協議会(事務局=JA宮崎経済連)は、新型コロナウイルスの影響で需要の落ち込んだ花きの利用拡大につなげるため、県内の公共施設や観光拠点に宮崎の花を展示する取組みを23日からスタートしました。
21日には、押川和範会長(JA宮崎経済連園芸部長)と小倉幹哉副会長(宮崎県市場連絡協議会会長)の2人が河野俊嗣宮崎県知事を表敬訪問し、取組み報告とコチョウラン、フラワーアレンジメントの贈呈を行いました。
この取組みは、国の事業を活用し、空港やホテル、市町村庁舎など、計94箇所に、県産のコチョウランやフラワーオブジェを順次展示していくもの。来年3月までの約9ヶ月間を予定しており、県内の生花店が定期的に更新します。
経済連販売流通課の奥村万里子課長は「この取組みを通して、みやざきの花に親しんでもらえる機会を増やし、各家庭での需要が増えると嬉しい。」と話しました。
今年4、5月期の花き需要は前年と比較すると2~3割ほど減少しています。今回の取組みを機に、県内での需要増加を期待したいです。
