
JA西都管内で17日から早期水稲の刈り取りが始まり、21日にJAの第一集出荷場で2020年産早期米の出発式を行いました。同日は「コシヒカリ」3.6トンを農産物検査員が検査。出発式には順調な出荷に期待を込め、生産者や関係者ら約80人が集まりました。
同JA営農指導課の近藤良太郎検査員は「7月に入り、梅雨前線による集中豪雨の影響や稲の生育状況の遅れなどで心配したが、良質な米ができている」と講評しました。
出発式で壹岐定憲組合長は「雨の影響で刈り取りが遅れるのではないかと心配したが、無事に出発式を行えて良かった。一日も早く西都の新米を全国の皆さんに届けたい」とあいさつしました。出席者全員で県内外に出発するトラックを見送りながら、販売に向け気持ちをひとつにしました。
同JA管内の早期水稲の作付面積は約830ヘクタール、約2600トンの総出荷量を計画で、出荷は8月上旬まで続く見込みです。
