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管内JAニュース

早期米検査/日照不足で収量減

【JA延岡】

 JA延岡は8月17日から管内の令和2年産早期米「コシヒカリ」の等級を決める検査を塩浜農業倉庫で行っています。末日まで続きます。JA農産園芸振興課の榎本倫也・農産物検査員(33)は「収穫期前の日照不足と長雨による登熟不良の影響で平年より2週間ほど検査が遅れた。品質、収量にも影響が及んだ」と話しました。収量は20トンを見込みます。
 栽培農家は熊野江町と北浦町の一部の10戸。作付面積は約12ヘクタール。検査は榎本農産物検査員らが粒張り、艶などを入念にチェック。検査を終えた新米は今年も「ふるさと市場」などJAの産地直売所やグリーンワンなど購買店舗で販売します。
 また、同所で「二条大麦」の検査も行っています。こちらは順調に育ちました。3戸から前年より30トン増の100トンを見込みます。全量、焼酎とビールの原料として地元の酒造メーカー佐藤焼酎製造場とひでじビールに出荷します。


検査する早期米を取り出すJAの農産物検査員ら

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