
JAはまゆう花卉部会では9月上旬から、スイートピーの定植作業が本格的に始まりました。
5月に種子を収穫し、催芽や消毒を行った苗は、開花調整のために、2℃の冷蔵庫で1カ月間の春化処理を行うなど管理をしてきました。
日南市東郷地区の長鶴修司さん(73)は9月8日、12アールの栽培面積のうち3アールの圃場に約3000本の苗を4人で定植。
苗が傷まないように、箸を使って丁寧に作業し、水かけまで行いました。
長鶴さんは「台風10号の影響で1週間ほど定植が遅れましたが、今年は種の充実が良く苗も順調に育ちました。綺麗なスイートピーを咲かせられるように、暑さ対策もしっかり行いたい」と話しました。
今年度は20軒の農家が約3.4ヘクタールに作付けし、11月から関東関西圏を中心に約660万本を出荷します。
