
宮崎県のJAはまゆうは、地域農業の担い手育成を目的に、初めてトレーニングハウス研修生を受け入れました。
第一期生は、日南市北郷町出身の椴木康太さん(28)。将来、地元での就農を志し、JAでの研修を決意しました。
研修は、約13アールのトレーニングハウスで8月からスタート。
ピーマン栽培に向けて、ハウスのビニール張替え作業や土壌の熱処理を行い、9月29日には、地元の若手農家に協力してもらい、1120本のピーマンの苗を定植しました。
椴木さんは「一からのスタートで不安の方が大きいが、地域のつながりを大切にし、将来、単収20トン出荷できる農家になりたい」と話しました。
研修期間中は、同JAの営農指導員や普及センター職員が定期的に巡回し、JA、行政が一体となり技術指導や経営指導を行います。
