
JA尾鈴管内では10月2日、川南町トレーニングハウス農業研修の研修生らが「さららピーマン」の定植を行いました。
2018年に開講したこの研修は、川南町とJA尾鈴、宮崎県が連携して新規就農を後押しする取り組みで、今年で3年目。関西から移住して8月に入講した第3期生の箕浦和広さん(27)・栞里さん(30)夫婦にとっては、いよいよ栽培スタートです。2期生4人とともに、2000本の苗を約20アールの圃場に植えました。
講師を務める同JAピーマン部会の網代宗章さんは「苗を植える向き」「深植えにしない」「水をかけて根締めをする」といった注意点を丁寧に指導しました。
和広さんは「初めて知ることばかりで、毎日が新鮮。土を触るのも楽しいし、苗の成長を1日1日と感じられる。周囲の人たちにも恵まれて、充実した日々を過ごしている」と話しました。
研修生は年64時間の座学研修と約300日の実践研修を受講。2年かけて農業に必要な知識や栽培技術を習得していきます。
