
経済連と県内11JA斎場などで構成する宮崎県農協葬祭事業連絡協議会(農葬連)は1日、JA斎場職員16人を対象に、毎年実施している遺体処置・取扱の知識と技術の習得を図るための研修会を開催しました。
今年は新型コロナウイルスの影響で、これまでとは異なる葬儀様式が求められる中、遺族や参列者が安心して故人を偲べるよう、職員らは真剣な表情で研修に望んでいました。
講師には、株式会社桜より、復元納棺師である笹原留似子代表取締役を迎え、新型コロナウイルスで亡くなった方の搬送方法や故人に施す化粧の仕方などがレクチャーされました。
参加した職員からは「ご遺体搬送時の新型コロナウイルス感染症防除方法など、今必要とされている専門知識を多く学ぶことができ、大変勉強になった」といった声が聞かれました。
農葬連の柄本英樹会長は「今回の研修で斎場職員のレベルアップが図れたと思う。学んだ内容をそれぞれの斎場に持ち帰り、葬祭業務の高みを目指し組合員・利用者の満足度アップにつなげてもらいたい」と語りました。
