
宮崎県のJA都城は10月7日に、都城地域家畜市場で10月郡市和牛共進会を開催。出品牛36頭の中から同JA三股支部の木下行春さん出品「ともみ」号がチャンピオンに選ばれました。
日齢267日、体重285キロ、血統は父「耕富士」、母の父「百合茂」、母の祖父「安平」。
発育良好で、体積に富み、体上線の平直さ、体の伸びと幅に優れた品位のある牛と評価されました。
チャンピオンに選ばれた木下行春さんの息子の辰郎さんは「初のチャンピオン。優等賞に入賞できれば上出来だと思っていたので、想定外の結果で驚いている。日頃から牛のことを最優先に考えた生活している。エサの食いも良くとても育てやすい牛。今後もたくさんのことを勉強しながら良い牛を育てていきたい。現在母牛100頭を飼養しているが、ゆくゆくは200頭規模へ拡大できるよう頑張りたい。」と話しました。
全体的には、発育良好で、体積に富み、体の伸び、幅、腹容に優れた牛が多く出品されたレベルの高い共進会でした。
その他の優等牛生産者は次の通り。敬称略、かっこは支部名、父の血統名、母の父の血統名、母の祖父の血統名。
▽2席=繁昌拓治(高城、耕富士、安福久、平茂勝)
▽3席=岩松節男(梅北、秀正実、忠富士、福桜)
▽4席=谷口斌翁(三股、耕富士、安福久、百合茂)
▽5席=満永輝実(庄内、満天白清、美穂国、勝平正)
▽6席=上田孝雄(山之口、耕富士、美穂国、勝平正)
▽7席=久留雅博(五十市、耕富士、美穂国、安糸福)
