県産バラを盛り上げる／バラ研修会開催

【ＪＡ宮崎経済連】

　ＪＡ宮崎経済連は15日、ＪＡ・ＡＺＭホール（宮崎市）にて、生産技術及び生産意識の向上を目的に「宮崎県バラ研修会」を開催しました。
　同研修会は毎年開催されており、今年は新型コロナウイルス感染症による花き需要への影響をテーマに実施されました。
　講師を務めたのは、株式会社宮崎中央花きの川野未智氏とFlower　design　Colorful･Colorful!の吉田真由美代表で、トレンドの移り変わりが早いバラの市場ニーズについて、現状を交えた講話が行われました。
　研修会の最後には種苗メーカーによる新品種等の展示が行われ、参加者は品種の特徴や発色などについて市場や生花店の実儒者を交え積極的な意見交換が行われていました。
　経済連営農振興課の長谷川哲司職員は「冠婚葬祭などの規模縮小により花き需要が減少傾向にある一方で、ネット注文等によりホームユースが増加している。ウィズコロナ時代の中でこうしたニーズに答えながら、生産者とＪＡ・経済連が一体となり産地力・品質向上に取組み、魅力的な県産花き生産を目指していきたい」と話しました。