
JA尾鈴にら部会は10月26日、中央事業所で出荷目ぞろえ会を開き、部会員、JA担当職員ら21人が参加しました。
ハウス栽培の冬ニラの出荷が本格化する11月を前に、鮮度・色・長さといった出荷および選別の基準を改めて確認し、部会内で品質を統一するためです。
この日は、外葉をはがす「そぐり」作業を数名の部会員に実際にやってもらい、葉をどのくらい落とすのか、などと皆で意見を出し合いました。そぐりを徹底することで出荷先での事故を防ぎ、さらなる品質アップを図ります。
目ぞろえ会の後には管内2か所の圃場で現地検討会を開き、6~7月に定植したニラの現在の生育状況を確認。今後の管理について検討しました。
甲斐隆功部会長(48)は「他の圃場を見るのは参考になって、自分の改善点にもつながる。互いに刺激し合い、部会全体でさらにレベルアップしていきたい」と話します。
同部会では「みやざきフレッシュにら」の県認証を受けており、部会員26人、栽培面積は約7.3ヘクタール。露地、ハウス合わせて年間250トンの出荷を見込んでいます。
