JAグループ宮崎と宮崎県は11日、シーガイアコンベンションセンター(宮崎市)にて「JAグループ宮崎営農指導員・県普及指導員合同推進大会」を開催しました。
同大会は、県内各地の第一線で地域農業振興に向けた営農指導・普及の実践者として活躍するJA営農指導員と県普及指導員による初めての合同大会として開催されました。農業の様々な課題解決等の情報を共有化し、農家の所得向上並びに地域農業の発展に資することを目的としています。県内JA営農指導員と県普及指導員ら約200名が参加しました。
第1部では「指導者養成研修会」の成果について、県・市町村・JAで構成された代表4組より発表されました。
第2部はJA営農指導員による営農指導実践事例が代表5名より発表され、JA宮崎中央の野村京吾さんが最優秀賞を受賞。野村さんは花の新しい素材であるキイチゴ(ベビーハンズ)の生産振興についての取組内容等を報告しました。野村さんは12月に福岡県で開催予定の九州大会に宮崎県代表として出場します。
JAグループ宮崎営農指導員協議会の中田智弘会長は大会決議のなかで「農家の持続可能な営農への支援と地域農業の発展を図るため関係機関と一致団結して実践方策に取組む」と述べ、JA営農指導員・県普及指導員の使命・役割は「農業所得向上」「地域活性化」であることを確認しました。