川南町・甲斐栄さん／今年2度目のGチャンプ獲得

【ＪＡ尾鈴】

　児湯郡市畜産農業協同組合連合会は12月2日、新富町の児湯地域家畜市場で12月期郡市子牛品評会を開きました。
　児湯郡内および西都市から選抜された58頭が出品され、厳正な審査の結果、川南町松原の甲斐栄さん（62）の子牛「第4あいこ3」がグランドチャンピオンに輝きました。血統は、父「耕富士」、母の父「秀菊安」、母の祖父「忠富士」で、2020年1月20日生まれ。
　甲斐さんは、口蹄疫後これで3度目のグランドチャンピオン獲得。1月期に続き今年2度目の栄冠です。少数の牛を丁寧に育てています。
　「まさか獲れるとは思っていなかったので、素直にうれしい。余分な脂肪をつけないよう、飼料にこだわって大切に育てた」と笑顔を見せました。
　全国和牛登録協会宮崎県支部は「全58頭の出品があり、レベルの高い品評会となった。その中でもグランドチャンピオン牛は発育良好で、体の伸び、前躯中躯の幅も申し分ない。輪郭鮮明、品位の良さが非常に目をひいた」と講評しました。
　その他の入賞者、子牛の名前、地区は次のとおり。
　▽優等賞＝森山延幸（ゆきはな6、新富）、今井仁嗣（第33めばえ、川南）、横山武士（ひかり、西都）、松岡講二（みる1、川南）、河野浅市（ゆりか、都農）、松本勘治（ひさこ、新富）